おすすめ観光スポット 歴史を肌で感じよう!国の重要文化財 鴻池新田会所

東大阪には歴史を感じられる場所がたくさんありますが、今日紹介したいのはこちら。
鴻池新田会所」です。

東大阪の農業の歴史を知るには、うってつけの場所。

江戸時代、豪商と呼ばれた鴻池善右衞門が新開池を200haの田畑として開発し、棉の一大生産地として発展します。

会所は村や農業経営の拠点として240年間使用されてきました。
現在、敷地は国史跡に、建物は重要文化財に指定されています。

特別展示や歴史講演会、伝統芸能鑑賞会などが開催され、歴史や文化を学ぶ場所になっています。

おすすめポイント1
昔の暮らしがわかる本屋
中に入ってすぐ目に入るのは、太い柱。木造のため、木の香りを感じられます。

また広い座敷にあがることができるので、昔の家がどのように作られていたのか体感することもできます。まるで江戸時代にタイムスリップした気分に!

おすすめポイントその2
青々とした木々と池が広がる庭園
カヤやクスノキといった巨樹が美しく配置され、東を振り向けば生駒山の借景。

庭園の中には「弁天池」もあり、伝統的な日本庭園と季節の変化を感じることができます。

おすすめポイントその3
農具のルーツが知れる蔵
米蔵では鴻池新田についてのパネル展示、道具蔵では農具類を中心とした民具を展示。

昔の人がどのように使っていたのかわかりやすく説明してあります。今ある便利な道具のルーツがここに!

鴻池新田会所
住所:東大阪市鴻池元町2-30
電話番号:06-6745-6409
休館日:月曜、祝日の翌日(土・日曜をのぞく)
アクセス:JR学研都市線「鴻池新田駅」から徒歩5分
入館料:大人 300円、中学生以下無料、20名様以上の団体で、一人あたり50円の割引。