太田屋
- エリア:
- 石切・枚岡
- ジャンル:
- スイーツ
- 手土産

大正3年から続く石切名物紅梅焼の老舗人気店
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少しかためのお煎餅は噛めば噛むほどに旨みが出てきます。
ほんのり甘く、卵の素朴な味わいが懐かしく、食べると優しい気持ちになります。
これは間違いなく、お父さんの手間暇かけて生地から練って焼き上げる、愛情が込められているから。 -
こちらは看板商品の瓢箪型「石切」と大判型「千両」。
手のひらより大きなサイズ!
生地も分厚く、食べ応えがあります。 -
こちらは長方形の薄焼きタイプのおせんべい。
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こちらのお煎餅が入れられている袋も、実は今では珍しく密かな人気なのです。
薄手の紙袋に書かれた「滋養珍菓」の文字。
滋養珍菓って、これが今時見なくていいでしょ、と自慢げにご主人。
青いインキ、すべてのデザインが秀逸でファンが多いのも納得、めちゃくちゃかっこいいです。
しかしこの印刷はもうできないとのこと。
ということは、この袋に入れられるのも、今ある在庫限り?!
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年季の入った鉄板。ここで焼く作業は本当に暑いのだそう。
初めて見た商品が入れられている銀箱も、とても味があって、お店に置いてある一つ一つの物が、歴史が感じられて骨とう品のように素敵でした。
そして何より、何十年も使い込んでこられた道具なのに、すべてが美しく保たれたまま、令和の現在でも現役で活躍できているのは、お父さんが日頃からお手入れをし、丁寧に扱われていることが伺えます。
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お店が開いているのを見れば、お客さんが舞い込んできます。
大正からここまで、根強いファンの皆さんに支えられている太田屋さんの秘訣が、お父さんとの会話や人柄から見えた気がしました。
人も物もお仕事も、一つ一つを丁寧に大切に。
これから100年先ももずうっと味とともに守られて欲しいものが詰まっているお店でした。
詳細情報
- 住所
- 東大阪市東石切町1-5-26
- アクセス
- 近鉄けいはんな線 新石切駅から徒歩10分
- 電話番号
- 072-981-4424
- 営業時間
- 9:30 - 16:00
- 定休日
- 不定休