花園ラグビー場のスタジアム座席4選+番外編
【スタンド別】花園ラグビー場のスタジアム座席4選+番外編
「聖地花園」ともいわれる東大阪市花園ラグビー場は大阪市内からも近鉄電車で約30分。年末年始には全国高校ラグビーの大会が行われ、毎年熱い試合が繰り広げられます。社会人ラグビーの試合も人気でラグビーシーズンの週末には激闘を見るために大阪をはじめ、近畿、国内各所からラグビーファンが集まります。
2022年1月に初開催され、2022-2023年シーズンで第2回開催となるラグビーリーグ『ジャパンラグビーリーグワン』を観戦したいという方も多いと思います。初めての花園でのラグビー観戦でどこの席を買ったらいいか分からない、といった方のためにスタンドごとに見どころをご紹介します。
ラグビーワールドカップ2019™日本大会仕様にリニューアルされた日本最古のラグビー専用スタジアムでラグビー観戦を楽しみましょう!
スタンドの詳細や座席表については東大阪市花園ラグビー場公式ウェブサイトをご覧ください。
東大阪市花園ラグビー場公式ウェブサイト
https://hanazono-rugby-hos.com/facilities/
目次
1.メインスタンド(西スタンド)
2.バックスタンド(東スタンド)
3.南スタンド(ゴールポスト裏)
4.北スタンド(ゴールポスト裏)
【番外編】立見席(南西、南東スタンド)
1.メインスタンド(西スタンド)ブロックA~G
テレビ中継でよく見る目線で戦況が確認できるスタンド。全体を俯瞰し、チームの攻め方、守備の形がよく分かります。
大型の屋根があるので少しの雨なら濡れずに観戦ができます。(前列や風が強い日は濡れるので雨具は準備しましょう。)ウォームアップ中の控え選手も見る事ができたりもします。
前列:選手同士のぶつかり合いや掛け声などが間近で体感できる。
中列・後列:攻守の戦況が分かりやすい。監督やテレビ解説者の視点でみることができる。
その他:メインスタンドには屋根がついているので日差しや雨に濡れない場所もある。
2.バックスタンド(東スタンド)ブロックL~R
「HANAZONO」の文字がスタジアムの象徴!チームの応援席としてもファンも多く座る、一番にぎやかな座席です。オープンエアで解放感抜群で、メインスタンドより低価格でチケットが買えるバランスのいい席です。
前列:選手同士のぶつかり合いや掛け声などが間近で体感できる。
中列・後列:攻守の戦況が分かりやすい。
その他:晴天時は時間によっては西日が眩しい時があるので、「帽子」「サングラス」は必須。
春夏はかなり暑いので熱中症対策はしっかりとしましょう。
ラインごとの見え方の違い
フィールドには各種ラインが引かれていて、場所によって見え方が変わります。
ハーフウェイライン(センターライン)付近:前後半でチームが入れ替わっても楽しめる。ゴール際の攻防がやや見にくいのが難点。
22メートルライン付近:攻守の目安になるラインなので両チームが熱くなるエリア。選手同士の攻防とターンオーバー(攻守の入れ替わり)からの反撃が面白い。
ゴールライン付近:トライ間際の攻防やラインアウトからのセットプレーなど多彩な戦いを観ることができる。一方、自席の対角線上に攻めている時は遠すぎて戦況が把握しにくいのがちょっと難点。
3.南スタンド(ゴールポスト裏)ブロックS~W
ラグビー場のエントランスから入って一番近くに位置するのが南スタンドです。2019年にワールドカップ仕様に改修されています。増設された最前列はフィールドに近いので、選手の目線に近い視点で観戦できます。ゴールライン間際の白熱の攻防やトライシーンなどが楽しめるのはこの席ならではです。
インゴール(トライで点数が得られるエリア)が天然芝で広いこともラグビー専用スタジアムの大きな特徴です。観客の目の前でスライディングしながらトライするシーンは感動モノ!
チケットも安価に設定されています。
前列:ゴール際の攻防。迫力のトライシーンやトライに喜ぶ選手を目の前で観ることができる。
中列・後列:戦況も観ながら、テレビ中継とは違った視点で楽しめる。
その他:自席と反対側に攻めている時や戦力差があるときは、見え方に偏りがある。
4.北スタンド(ゴールポスト裏)ブロックH~K
ラグビー場エントランスからは一番遠いところにある北スタンド。ワールドカップ開催用にこのスタンドが新設されました。1階に特別ルームがあるために、スタンド最前列はやや高いところにある。傾斜もあるので戦況がわかりやすく、トライシーンでは選手を上から見るように観戦ができます。
比較的観戦者が少ないスタンドなので静かにラグビーを観たい方にもおすすめ。チケットも安価に設定されています。
前列:トライシーンを真上から眺めることができる。
中列・後列:戦況もみながら、テレビ中継とは違った視点で楽しめる。
その他:大型ビジョンは自席背面にあるので見えない。
5.【番外編】立見席(南西、南東スタンド)
スタジアムの両端にあるこのエリアは、座席がなく立ち見席になっています。大会にもよりますが自由席扱いになっていることも。一番安価なスタンドなので、ライトに試合を楽しみたい方や、いつもと違った視点で試合を観たい方はこちらもお試しください。
まとめ
選手同士のコンタクトが多いラグビー。ラグビー専用スタンドでしか味わえない迫力を体験してください。
人によってラグビー観戦の楽しみ方は様々です。指定席の場合はスタンドによってチケットの金額も違うので、バックスタンドの次はゴールポスト裏など、試合ごとに変えてみると自分に合った座席が見つかることでしょう。
ワールドカップ中継を見てラグビーに興味を持った方も、ぜひ一度花園ラグビー場がある東大阪にお越しください。
撮影:東大阪観光協会
協力:東大阪市花園ラグビー場
※2020年12月撮影
※写真の無断転載は禁止しております。