生駒山西麓|東大阪三社めぐり
大阪府と奈良県の県境には生駒山(いこまやま)があり、その麓には歴史ある寺社が点在しています。今回は東大阪市に来た時にはでおさえておきたい有名な3つの神社をご紹介します。レトロな商店街あり、温泉あり、ビュースポットあり。近鉄けいはんな線新石切駅から約90分の三社めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
枚岡神社[ひらおかじんじゃ]
河内国一之宮であり、「注連縄掛神事(通称、お笑い神事)」で有名です。約2千年前に、神津嶽(かみつだけ)に祀られていましたが、その後、白雉元年(650)、山麓より遷されました。祭神は、天兒屋根命(あめのこやねのみこと)、比賣御神(ひめみかみ)、 武甕槌命(たけみかづちのみこと)、 経津主命(ふつぬしのみこと)です。
枚岡駅(ひらおかえき)から延びる広くまっすぐな参道にある石碑や石灯篭が歴史を感じさせます。縁結びの神様としてそのご利益を授かろうとカップル、夫婦で訪れる方も多いです。生駒山の自然に溶け込んだ神社と、静かで凛とした空気はぜひ体感していただきたいスポットです。
住所:東大阪市出雲井町7-16
電話:072-981-4177
石切劔箭神社[いしきりつるぎやじんじゃ]
神社の歴史は古く、約2700年前、生駒山麓の宮山に饒速日尊がお祀りされた事が起源といわれています。御祭神は、古代河内・大和に勢力を誇っていた饒速日尊とその子、可美真手命です。『日本書紀』には、塩土老翁が「東に美き地有り、青山四周れり、其の中に亦天磐船に乗りて飛び降る者有り」と語り、その指摘に対して神武天皇が「厥の飛び降るといふ者は、是 饒速日と謂ふか」と申されたという記述があります。
でんぼ(腫物)の神様石切さんとも呼ばれ、100回神様にお願いをする「お百度まいり」で全国的に有名です。テレビや雑誌などに多数紹介される神社です。参道には昭和の雰囲気の残る商店街があり、訪れた人を懐かしい気分にさせる場所です。健康祈願のお菓子は石切のお土産としておすすめです。
住所:東大阪市東石切町1-1-1
電話:072-982-3621
瓢簞山稲荷神社[ひょうたんやまいなりじんじゃ]
天正11年(1583)豊臣秀吉が大坂城築城時、巽の方角三里のひょうたん型の古墳に、伏見城から「ふくべ稲荷」と金瓢を鎮め祀ったのが始まりとされています。社殿はその瓢簞山古墳に建ち、江戸時代から恋や相場、様々な占いで有名な「辻占」の総本社です。
住所:東大阪市瓢簞山町8-1
電話:072-981-2153
河内寺廃寺跡
約1350年前に創建された古代寺院跡を活用した史跡公園。発見された金堂や講堂、回廊の礎石を基に、公園に設置されたQRコードをスマートフォンで読み込むと、動画で当時を再現した様子を見ることができます。
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■掲載神社一覧
枚岡神社(ひらおかじんじゃ) GoogleMap
石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ) GoogleMap
瓢簞山稲荷神社(ひょうたんやまいなりじんじゃ) GoogleMap
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東大阪観光協会