万葉集にも登場する占い辻占の総本社「瓢簞山稲荷神社」

■三種の辻占が興味深い瓢箪山稲荷神社

日本三稲荷である瓢簞山稲荷神社には、商売繁盛・縁結びの神様が祀られています。
辻占の総本社としても有名で、実際に「辻占」を体験することもできます。

辻占には3種類あり、どれも願いや希望をあらかじめ設定し、行います。


①焼ぬき・あぶり出し・おみくじの3つから総合的に占う「辻占おみくじ」
②ひょうたん型の煎餅を割って占う「辻占瓢簞笹」
③「占場」の前の道を通る人の会話や行き先などをもとに占う「辻占判断」
※もともと「辻占」とは、③の辻占判断のことでしたが、遠方の方や時間がない時でも辻占の判断を授かることができることから、「辻占おみくじ」や「辻占瓢簞笹」も昔から親しまれてきました。

①辻占おみくじ

辻占おみくじには、焼ぬき・あぶり出し・おみくじの3種類があります。
※料金:300円
※辻占おみくじは、基本的に参拝者ご自身で行っていただきます。

▶やきぬき  
線香の火種を神の中央に当てると火がゆっくりと走り、紙を焼きぬきます。
焼き抜かれたところに書かれた内容がおみくじの結果となります。

▶あぶりだし 
白い薄紙をろうそく等の炎で炙ると、翡翠色の文言が紙に浮かび上がり、
おみくじの結果を読むことができます。冷めるとまた元に戻りますが、また炙ると読むことができます。


▶通常のおみくじ

②辻占瓢箪笹

フォーチュンクッキーの起源ともされるおみくじ。
最中の皮(餅種)でできた五色の瓢箪のなかに辻占おみくじが入っています。
飾るのもし、ご家族や友人と瓢箪を割って占ったり、占いたいとき毎に割ることもできます。
※料金:1,500円

③辻占判断

〇辻占判断流れ
▶社務所で受付の後、神前で祈願して、1~3の数字が書かれたおみくじをひきます。

▶占場に行き、おみくじに書かれた数字の順番で通る通行人を観察します
(1のおみくじを引いたら1番目の通行人、3のおみくじを引いたら3番目の通行人)


▶社務所に戻り、宮司に通行人の通った方向や服装、持ち物などの特徴を伝えます。
 宮司の家系に代々口伝されている霊示や四柱推命を加味して、宮司があなたに占いの結果を伝えてくれます。


■辻占判断について
・予約受付時間:要相談
 ※社務所の開所時間(8:00-16:30)
・所要時間:約1時間 ※1~3名
・料金:5,000円
・予約:基本的に前日までに必要